炭素繊維・アラミド繊維シート補修補強工法工事 安心補強施工
様々な連続繊維シート補強方法に対応、関東中心に確かな技術で資産価値を守ります。
基本情報
【トレカクロス代表品番仕様一覧】 UT70-20G:曲げ・せん断補強用。引張強度3,400MPa、ヤング率230GPa、単位重量200g/m²、厚さ約0.11mm、標準幅25・33・50cm。 UT70-30G:引張強度3,400MPa、ヤング率230GPa、単位重量300g/m²、厚さ約0.17mm、幅25・33・50cm。 UT70-40G:引張強度3,400MPa、ヤング率230GPa、単位重量400g/m²、厚さ約0.22mm、幅25・33・50cm。 UT70-60G:引張強度3,400MPa、ヤング率230GPa、単位重量600g/m²、厚さ約0.33mm、幅50cm。 UT46-30G:高弾性補強用。引張強度2,500MPa、ヤング率440GPa、単位重量300g/m²、厚さ約0.16mm、幅25cm。
価格情報
炭素繊維・アラミド繊維シートを用いた基礎補強工事は、一般的に1メートルあたり約25,000円前後が目安です。基礎外周での施工が多く、補強幅や層数、下地補修の程度により30,000円程度まで変動します。広い面積や複層施工ではm²単価40,000~60,000円程度が一般的です。価格は使用シートの種類(UT70やUT46)、施工条件(足場、クラック補修等)で変わります。調査後に正確な数量や状況を把握し、お見積りで詳細をご提案いたしますので、ぜひお気軽にご相談ください。
価格帯
50万円 ~ 100万円
納期
応相談
型番・ブランド名
東レ建材株式会社・前田工繊株式会社
用途/実績例
木材保存センターでは、炭素繊維シート(トレカクロス)を使った補強を、主に住宅の基礎やRC(鉄筋コンクリート)建物の柱・梁に施工しており、関東を中心に豊富な実績があります。基礎のひび割れ補修や耐震補強、RC構造の耐力向上はもちろん、リフォーム時には木材のウッドエポキシ補修による腐朽部分の補修・補強も対応。他社では施工が難しい木造の梁・桁・土台への炭素繊維シート補強も行っており、幅広い構造物に柔軟に対応できます。一棟一棟の状況を丁寧に調査し、好適な補強プランをご提案。大切な資産を未来へつなぐため、確かな技術と親身な対応でしっかりサポートいたします。どんな小さなことでもお気軽にご相談ください。
詳細情報
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木造建物では、梁や桁などの耐力部材の補強にアラミド繊維シートを用いる工法があります。軽量で高靭性のアラミド繊維を専用の樹脂で木材に密着させることで、曲げやせん断耐力を高め、地震や経年劣化による強度不足を補います。錆びる心配がなく木材の動きにも追従しやすいため、木造特有の乾燥収縮にも対応可能。既存の梁や土台を交換せずに補強でき、工期も短く済むため、コストを抑えて耐震性を高めたい方に適した工法です。
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リフォームでは、どうしても既存の構造材を残しながら工事を進めることが多くなります。そのため、傷んだ部分をすべて交換するのではなく、既存の木材を活かしつつ強度を補強できる方法が大切です。当社では、木造の梁や桁、土台などにアラミド繊維シートや木部用エポキシを用いた補強・補修を行っています。これにより、シロアリ被害や腐朽で弱った部分も、しっかり補強して再び安心して使える状態に回復可能です。既存の木材を活かすことで、工期を短縮しコストも抑えられます。お住まいの大切な構造を無駄にせず、将来にわたって守るために、ぜひお気軽にご相談ください。状態を丁寧に診断し、好適な補強方法をご提案いたします。
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コンクリート構造物を長持ちさせるためには、内部の鉄筋を錆びさせないことがとても重要です。鉄筋はコンクリートの引張力を担う大切な部分ですが、ひび割れや中性化、塩分の侵入によって錆が進行すると、膨張してコンクリートを押し割り、剥離や剥落を引き起こします。これが構造の耐力低下や大規模な補修につながる原因です。 そのため補修工事では、鉄筋を適切に露出・清掃し、錆を落とした上で、錆止めプライマーを丁寧に塗布することが欠かせません。この処理を怠ると再び錆が進行し、せっかくの補修も短命に終わる恐れがあります。 錆止めプライマーは鉄筋表面を安定させ、再び錆びにくくすると同時に、モルタルや樹脂との付着性を高める役割も果たします。木材保存センターでは、この防錆処理を徹底し、長期にわたって鉄筋を守ることで、お客様の大切な建物の寿命をしっかり延ばします。安心してお任せください。
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炭素繊維やアラミド繊維シートによる補強では、補強前のクラック補修が非常に重要です。表面をシール剤で簡易的に覆うだけでは、内部への水や空気の侵入を防ぎきれず、やがて鉄筋腐食が進行。膨張による爆裂現象を起こし、補強そのものが意味を失ってしまいます。木材保存センターでは、このリスクを防ぐため、主に国交省仕様に準拠した低圧樹脂注入工法を採用。クラック内部まで樹脂をしっかり充填し、再劣化を抑制します。こうして初めて繊維シートが計画通りの補強性能を発揮し、構造体を長期にわたり守ることができます。確かな補修で、安心の補強をご提供します。
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炭素繊維シートによる基礎補強は、まず既存コンクリートの劣化部や脆弱層を確実に除去するため、ケレンを徹底的に行うことから始まります。下地の健全化が補強性能を左右するため、浮きやレイタンスも丁寧に処理。次にプライマーを塗布し、基材と樹脂の密着性を高めます。その後、適切に調製したエポキシ樹脂をコテやローラーで均一に塗布し、所定の位置に炭素繊維シートを貼り付け。シート内部に気泡が残らぬようしっかり圧着しながら施工します。さらに表面から再度エポキシ樹脂を塗布し、繊維全体に樹脂を十分に含浸させて強化層を形成。こうして基礎と一体化した補強が完成します。材料特性を最大限発揮させるには、各工程を省略せず確実に施工することが重要です。
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エポキシ樹脂は、単に繊維シートを含浸・固定するための接着剤としてだけでなく、コンクリート構造物を補強・保護する多様な目的に応じて使い分けられます。特にカーボンチョップを混入したエポキシ樹脂は、樹脂自体に補強効果を付加し、下地の微細ひび割れへの追従性や局部的な応力分散性能を高めることが可能です。また構造的な補強を目的としない場合でも、エポキシ樹脂をコンクリート表面に塗布し、吸水防止や中性化抑制といった耐久性向上のために用いるケースもあります。木材保存センターでは、基礎・RC構造・木造部材それぞれに好適な樹脂や工法を選定し、構造補強から耐久保護まで多様なニーズに対応。状況を的確に診断し、長期にわたり資産価値を維持する施工をご提供します。
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基礎化粧モルタルを施工する際、その下地に炭素繊維シートやアラミド繊維を用いて補強することで、単なる美観回復にとどまらず構造的な耐力を高めることが可能です。これにより、基礎の外側から施工ができるため室内への影響を最小限に抑えられ、居住中でも安心して工事を進められます。また、紫外線劣化を防ぐためにトップコートを施し、繊維シートを長期的に保護する仕上げにも対応。さらに美観を追求される場合は、ジョリパットなどの意匠性左官材を用いた仕上げを選択することで、高級感ある外観を演出できます。木材保存センターでは、単なる補修にとどまらず、耐震性・耐久性の確保と同時に意匠性も両立した施工を実現。プロの目から見ても納得の仕上がりをお約束し、お客様の資産価値を確実に守ります。
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基礎補強後の仕上げには、基礎コート2などの高機能仕上げ材を使用し、ただ保護するだけでなく、上質で高級感のある外観を実現できます。防汚性や耐久性にも優れているため、美しい状態を長期間維持できるのが大きな魅力です。木材保存センターでは、構造補強から仕上げまで一貫して対応し、耐震性や耐久性をしっかり確保しつつ、見た目にもこだわった施工をご提案します。大切なお住まいや建物の価値を、強さと美しさの両面から支えますので、ぜひ安心してお任せください。
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当社は、重要文化財等の保存工事、一般住宅の健康、財産の保全、 生命の危機管理の一責を担ってまいりました。 創業以来の調査、施工蓄積データを用いながら現代社会における 様々なニーズに対応できるように日々研鑽をいたしております。 日本における国宝、重要文化財の保存工事を施工させていただいている 業者して金額、施工方法、お客様対応に信用第一を心がけております。 ご要望の際は、お気軽にお問い合わせください。