サイレント真空排水システム 採用事例のご紹介(1)
埋設配管改修に伴う床斫り工事の対応と大幅な工期日数の短縮を実現! (某高等学校)
【某高等学校(神奈川県)における採用事例】 (1)要求事項 1階男子便所を改修したい (2)要求事項の具体的阻害理由 床下ピットが無く、既存配管が全て土間配管となっているため、床斫り工事が必要となる。また、夏期休暇中に改修したいが、学校行事のため実質工期日数が少ない (3)具体的設計 SVDシステムを採用し、大便器・小便器はライニング・ブースを用い床上排水とした ▼真空ユニット ・システムの決定 学校であるため、休息時間に集中的に使用されること。また、使用頻度が高いことより、連続吸引式の「C-2 型(排水能力80L/min)」を採用 ・設置場所の決定 屋外排水桝直近に設置し、安全のためネットフェンスにて囲った ▼真空管路 ・敷設ルートの決定 1階天井部を露出配管にて計画 ・真空チューブの検討 真空排水弁以降の真空管路頂部より取り出し ▼検知ます ・設置場所の決定 大便器4組とその他の2ゾーンに分け吸引 ・容量の検討 大便器側は450×450×400H( 吸引量約36.5L)、小便器側は、500×450×310H( 吸引量約16L)
基本情報
サイレント真空排水システムの真空集水タンクとして、5種類をプロトタイプとしている。 連続吸引型のシステムは、 ・真空集水タンクを2基保有し、各々単独でシステムを構築し、自動交互運転を行う『1500型(C-1)』 ・主の集水タンクが排水している間、副集水タンクにて吸引を行う『800型(C-2)』 ・集水タンクを上下に設置し、下部タンクが排水を排出している間、上部タンクで排水を吸引する『80-特型(C-3)』 非連続吸引のシステムは、 ・排水負荷が予測でき、使用時間も限定される場合に、余裕を考慮した排水集水量を貯留し、ある時間に強制的に貯留排水を排出して、翌日の吸引に備える『750型(I-1)』 ・成り行きタイプの『250型(I-2)』 2018年11月にサイレント真空排水システムコンソーシアムを開設して教育・広報に努めています。
価格帯
納期
用途/実績例
採用事例 ・某高等学校・・・『800型(C-2)』を採用。 1階男子トイレを改修したい。 ・某駅舎・・・『750型(I-2)』を採用 駅務室・ホーム売店・飲食店の排水を行いたいが、排水管が直近に無かった。 ・某駅構内・・・『750型(I-2)』を採用 駅構内施設(2か所)の生活排水処理している単独処理浄化槽を撤去し、直接公共下水道に放流したい。 その他、多数の実績があります。
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株式会社ジエスは、昭和、平成、令和へと歩み続けて50年以上「創造」する立場として、日々研鑽を積み、地球環境や生活環境にも寄与する新商材の開発、普及をしてまいりました。建築生産性向上をはかるSI型ハト小屋ユニット技術、超高層住宅の特殊排水継手の技術、住宅の長期優良化を見極めるインスペクション技術、ストック建築を利活用するための次世代排水システム技術を提供し、永きにわたり、時代のニーズに見合った新たな付加価値を創造しております。多様化する時代の変化の中、株式会社ジエスが積み重ねてきた長年の実勢を礎に、i-construction技術を生かした設備部品の開発と普及を展開し、次の時代に向けての新たな一歩を踏み出したいと考えています。