橋梁用ダンパー(二重鋼管ダンパー、J-UPブレス)
制震部材として、アーチ橋・ラーメン橋に設置することにより 地震エネルギーを吸収し、橋梁の耐震性能を向上させる工法です。
●二重鋼管ブレース 鋼管で構成されたダンパー、軸力管が低降伏点鋼(JFE-LY225S)を使用、外管(補剛管)が軸力管の座屈を拘束する構造となっている。 二重鋼管ブレースは、圧縮時にも座屈することなく、軸力管が塑性変形し、繰り返しの地震に対して、安定したエネルギー吸収能がある。 ●J-UPブレース J-UPブレースは、軸力を伝達する心材を一対の鋼モルタル板で挟み込んだ座屈拘束ブレースで、高歪領域においても安定した復元力特性を示します。
基本情報
二重鋼管ダンパー ●鋼材のみで構成された軽量・コンパクトな耐震・制震ブレースです。 ●常時は弾性部材として機能し、レベル2地震動には主要構造部材に先行して塑性化し、地震エネルギーを吸収します。 ●軸力管は、繰り返し伸び特性に優れた低降伏点鋼(JFE-LY225S)を使用します。 ●圧縮時にも座屈することなく塑性変形し、紡錘形の安定した履歴特性を有します。 ●建築物に対しての一般評定を取得しています
価格帯
50万円 ~ 100万円
納期
応相談
低降伏点鋼の調達期間による(6か月~8ヶ月)
型番・ブランド名
二重鋼管ブレース
用途/実績例
●上信越自動車道 太田切川橋(鋼上部工)工事 座屈拘束ブレース 二重鋼管ブレース 32本 鋼上路式逆ローゼ橋 設置:アーチ部 下横構 累積変位記録計 2基 ●横浜横須賀道路 田浦第二高架橋耐震補強工事 座屈拘束ブレース 二重鋼管ブレース 48本 鋼方丈ラーメン橋 設置:ラーメン脚の斜材 累積変位記録計 4基、最大変位計 12台 ●累積変位記録計 地震による、座屈拘束ブレースの累積変位を記録する装置(無電力)。 座屈拘束ブレースの塑性化レベルを数値化し、ダンパーの適切な交換 時期を判断することができます。
詳細情報
カタログ(5)
カタログをまとめてダウンロード取り扱い会社
JFEシビル株式会社は、長年に渡りJFEスチールの各製鉄所のメンテナンスを手がけてきた実績と技術力をもとに、さまざまな分野を中心に事業を展開しています。 プランニングから、施工、メンテナンスサポートまで価値あるビジネスをお届けします。 私たちは、JFEグループ唯一の総合建設会社です。