高効率帯水層蓄熱トータル熱供給システム
地下水熱でZEB化に貢献。2050年カーボンニュートラル実現へ。
地下水の有効利用に長年努めてきた私たちが、より効率の良い冷暖房システムを作ろうと研究開発してきた技術です。 2021年、NEDO「再生可能エネルギー熱利用にかかるコスト低減技術開発」への採択を受けプロジェクトを進め、 100%の『ZEB』を完成させました。 地下水は一年を通して温度が一定で外気温に比べると夏は冷たく冬は温かいという特徴があります。 その地下水の熱を上手く利用し、夏の冷房・冬の暖房を行います。 冷房で排出される温熱、暖房で排出される冷熱を次の季節の空調に用いる熱エネルギーとして地下水に蓄え利用することで、 効率の高いシステムとなります。 更に、地下へ戻す前に路面で熱エネルギーを増強しより効率を高めます。 これが高効率帯水層蓄熱です。 高効率帯水層蓄熱システムによるトータル熱供給システムでは、冷暖房に加えて給湯、融雪施設といった、 建物内全ての熱需要に地下水熱で対応します。 JGD は、2021 年に山形県内企業で初めてZEB プランナーに登録されました。地下水熱・地中熱のリーディングカンパニーとして、 ZEB 化を目指す皆様のお手伝いをさせていただきます。
基本情報
JGD が提案する地下水熱を利用したZEB ・高効率帯水層蓄熱を利活用したトータル熱供給システム ・地下水熱で「空気・給湯・融雪」という3つの熱需要に対応 ・冬期間の冷熱蓄熱を利用したフリークーリング ・地下水を直接冷媒と熱交換できる専用ヒートポンプの採用 ・太陽熱温水器など、他の再生可能エネルギーとの複合利用
価格帯
納期
型番・ブランド名
JGD ZEB Solution
用途/実績例
導入実績・・・日本環境科学株式会社 ZEB棟 [山形県山形市] ・太陽熱利用による給湯の高効率化 ・夏期は冬期に蓄熱した冷熱によるフリークーリングでヒートポンプレス冷房 ・冬期は夏期に蓄熱した温熱による「暖房+給湯+無散水融雪」といった3種類の熱需要に対応
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日本地下水開発株式会社は、地下水のもつ再生可能エネルギーだけを利用して雪を消し凍結を防止する散水消雪、無散水融雪システムの開発、地域エネルギー開発の一環としての温泉源開発、枯渇しようとしている水資源の補強を行うための地下水人工涵養システムの開発、そして土壌汚染を修復する環境改善事業など、常に自然との共生を念頭におきながら研究開発を進めています。