JGD ZEB Solution
雪国の『ZEB』達成に寄与する帯水層蓄熱システム
2050年カーボンニュートラル実現にはZEBの普及が不可欠です。 日本地下水開発は、当社が開発した高効率帯水層蓄熱システムで 積雪寒冷地域におけるZEBの普及を目指し、 2019年にZEBプロジェクトをスタート。 実証施設が2021年2月に完成しました。 実証施設には、地下水の熱エネルギーを冷暖房と給湯、冬場の融雪に 利用する”高効率帯水層蓄熱によるトータル熱供給システム”を採用。 高効率帯水層蓄熱により、通常の地下水オープンループ方式よりも 更に高効率なシステム稼働を実現しています。 特に冬に蓄える冷熱の効果は大きく、夏期冷房時には ヒートポンプを稼働せずに冷房を行うフリークーリングを実現。 夏期消費電力量を大幅に削減します。 積雪寒冷地域は、冬期間の太陽光発電電力量が課題となって、 『ZEB』達成が困難であると言われていますが、 この大幅削減によって、実証施設は『ZEB』を実現しています。 日本地下水開発は、2021年にZEBプランナーに登録しました。 地中熱・地下水熱のリーディングカンパニーとして、 ZEB化を目指す皆様のお手伝いをさせて頂きます。
基本情報
・高効率帯水層蓄熱を利活用したトータル熱供給システム 地下水熱で「空気・給湯・融雪」という3つの熱需要に対応 ・冬期間の冷熱蓄熱を利用したフリークーリング ・地下水を直接冷媒と熱交換できる専用ヒートポンプの採用 ・太陽熱温水器など、他の再生可能エネルギーとの複合利用 ・2021年度運用(2021年4月1日~2022年3月31日)で 発電電力量>消費電力量 となり、実運用上で『ZEB』達成 日本地下水開発は、山形県環境学習支援団体に認定されています。 実証施設をはじめ、各種施設の視察も受け付けております。
価格帯
納期
用途/実績例
・日本環境科学株式会社 ZEB棟 [山形県山形市]
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日本地下水開発株式会社は、地下水のもつ再生可能エネルギーだけを利用して雪を消し凍結を防止する散水消雪、無散水融雪システムの開発、地域エネルギー開発の一環としての温泉源開発、枯渇しようとしている水資源の補強を行うための地下水人工涵養システムの開発、そして土壌汚染を修復する環境改善事業など、常に自然との共生を念頭におきながら研究開発を進めています。