そのマシニングセンタ、「補助金が出るなら買います」が一番危ない
設備投資の資金繰り窓口
マシニングセンタの見積を依頼し、「補助金が使える可能性があります」と言われると発注に前向きになるのは自然です。 加工能力の向上、短納期対応、外注加工の内製化など、経営上プラスの意味もあります。 しかし見積金額と補助金だけで発注を決めるのは危険です。 発注後に支払条件・融資額・自己資金の配分・返済計画を見直そうとしても後戻りしにくくなることがあります。 本体価格以外にも搬入・設置・工具・治具・CAD/CAM・保守費を含めた総投資額の確認が必要です。 さらに受注見込み・生産計画・稼働率・粗利見込みがないまま発注すると設備能力は増えても返済原資が増えないことがあります。 銀行が見るのは機械の性能だけではなく毎月返済できる利益と現金が生まれるかです。 発注前に数字を並べず進めると、「設備は入ったのに資金繰りが苦しい」という状態になりかねません。 特に既存受注の内製化だけで回収できるのか新規受注まで見込むのかで必要な稼働率と返済計画は大きく変わります。 マシニングセンタ発注前に資金繰り・返済計画・投資回収のポイントを確認しましょう。

