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ジオレジスタ法

改良地盤の効果がわかる原位置試験

ジオレジスタ法は,軟弱地盤処理工における品質・出来形管理において,施工直後に動的コーン貫入試験と 電気検層を同時に実施し,早期に改良強度・範囲を推定することで品質・出来形管理をする技術です。

基本情報

[適用条件] 1.自然条件 特になし。 2.現場条件 ・設置スペース 小型貫入試験機:縦1.0m×横1.8m, 大型貫入試験機:縦1.5m×横3.0m [適用範囲] 1.適用可能な範囲 調査深度は動的コーンの打撃貫入が可能な地盤。目安として大型動的コーン貫入試験使用時:深度20m程度,小型動的コーン貫入試験使用時:深度10m程度 2.特に効果の高い適用範囲 ・薬液注入工において礫、貝殻、木片、細粒分等の混入により一軸圧縮試験による品質評価が困難な改良地盤 ・深層混合処理、軟弱地盤処理工等のセメント系地盤改良工において腐植土、高塑性粘性土等、改良効果が得られにくい改良地盤 ・ボーリングコア採取が不可能な狭隘箇所、供用中施設の調査 3.適用できない範囲 ・動的コーン貫入試験において貫入打撃が困難となる地盤(小型動的コーン貫入試験:Nd値≧50、大型動的コーン貫入試験:Nd値≧100) ・薬液注入工法の比抵抗による効果判定において、間隙水の塩分濃度が5,000ppm以上の砂質地盤 ・粘性土を対象としたセメント系改良において、比抵抗による改良強度、改良範囲推定

価格帯

納期

用途/実績例

ジオレジスタ法は、同一調査孔で動的コーン貫入試験と電気検層を実施する複合調査手法です。動的コーンから得られるNd値と電気検層から得られる電気抵抗比Rを用いて薬液注入工法他の改良地盤の改良範囲を明確に捉え、原位置での地盤改良強度を適正に評価することが可能です。また、一般的な液状化調査他にも利用できます   ※貫入時 ➡ 動的コーン貫入試験  引上時 ➡ 電気検層 [用途] ・薬液注入工法の改良効果の適正評価 ・セメント改良地盤への利用 ・液状化調査への利用

取り扱い会社

当社は1958年に創業し、地中連続壁・地中障害物撤去・地盤改良や管路工事等の地下特殊土木工事を得意としています。近年はのり面工事や建築工事へ営業工種を拡大しております。 近年問題となっている自然環境の確保、耐震補強、液状化防止や構造物の修復、都市再開発等の社会的ニーズが増加傾向にあります。 この社会的ニーズにさきがけ耐震補強・液状化対策工法として「超多点DP工法」「ハイグリップグラウト工法」の開発、構造物修復については自社開発の「すいへいくん」を用いた修復工法、都市再開発においては地中障害物撤去を目的とする「ヒロワークKmigty工法」「バウアー工法」「スーパートップ工法」など新工法の研究開発及び導入をしております。 加えてエコ対策として気泡掘削液を用い産業廃棄物を削減する工法も研究開発し、良質な施工やサービスで社会貢献できるように努めております。 得意とする特殊技術、独自開発工法など多彩な工法を展開し、これからも時代のニーズに応えていきたいと考えます。

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