ホットエアタービン HLT-100コンパクト
空気の熱と圧力を利用するバイオマス発電システム
木質を燃料として使用 石油やガスと比較すると、木質燃料はCO2ニュートラルであり温室効果を抑制することに役立ちます。木質からエネルギーを創ることは自然の中にあるCO2ニュートラルサイクルの中での熱の生成を意味します。このサイクルは、光合成により木質に吸収されたCO2分のみが、燃焼で放出される、という考え方のもとに成り立っています。 小規模CHPシステム ORCシステムや蒸気タービンはその複雑さや厳しい監視に関する条件があり、2MW以上の熱容量規模を持った中規模以上のシステムでなければ事業性を確保することが難しくなります。そのような大容量システムでは年間を通しての熱消費が十分行われないケースがほとんどです。この低出力規模の範囲にある"HLT-100 COMPACT"ホットエアタービンでは木質の燃焼システムでの発電により400kWを超える熱消費が利用できます。木質ガス化システムと比較しての大きな利点は含水率55%までの広範囲の生チップが使える可能性がある点です。
基本情報
ホットエアタービンの技術 ホットエアタービンは、発電出力80kW~100kWの自動熱電併給設備(コージェネレーションプラント)です。また、発電時に発生した熱は、このコージェネレーションユニットにより温水で460kWの熱供給を行うことができます。右のシステム概要図は主要な機器構成とホットエアのフローです。 まず、「ターボチャージャー」にて外気を圧縮します。「排ガス‐空気熱交換器」で加熱し、部分減圧されたプロセス空気から必要なエネルギーを取り出します。電力は、二つのターボ発電機を持った「ホットエアタービン」によって創られます。発電に使うプロセス空気は「ターボチャージャー」から供給されます。「タービン発電機」からの排空気は、部分的には燃焼空気として利用され、残りは「排気熱交換器」により冷却されます。また、燃焼ガスに含まれる熱は、「エコノマイザー」によって温水系統に送られます。
価格情報
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納期
型番・ブランド名
HLT-100コンパクト
用途/実績例
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再生可能エネルギーの中でも林業の再生をはかり、地産地消を実現し、地域内にお金を循環させることによって地域の潤いと活性化をもたらす木質バイオマスの活用も広く取組が行われてきています。これらは国や自治体の対策や制度の導入で加速化されています。 当社はこのようなニーズに対して、地域の木質バイオマスエネルギーの状況を分析し、具体的導入方法、規模や効果の分析を行い、その検証によって最適な提案を提供することができます。導入後も、全国のネットワークよりメーカー直接のアフターサービスを行い、定期的に訪問による保守を行うと同時に、トモエ熱管理システムによってシステムのオンタイムの運転状況を把握し、また履歴を記録して、適切な管理とサービスを行うことができます。