【BIMソフトウェア導入事例】Agora Evry アリーナ
想定外の課題に直面しても、Tekla ModelSharingを利用することにより、継続的に作業することが可能となった
この工事は、1970年に講堂として建てられた Agora Evry アリーナのリノベーションプロジェクトです。当時、高い技術力が求められる複雑なプロジェクトであり、建設にあたりボーダン・シャトーヌフ チームのノウハウが必要でした。 このプロジェクトの最初の課題は、新しい建物を増設するために、既存の建物の設計モデルを一から再作成することでした。モデリングは、1970年にボーダン・シャトーヌフによって作成されたマニュアルに基づいて行われました。既存の構造物の3Dスキャンから得られた点群データを用いて、部材を数センチ修正ました。実測した点群のデータは、実際の建物と非常に近似した位置情報を持っていることが確認できました。 この「研究」は、いくつかの想定外の課題に直面しましたが、困難の中でも、Tekla ModelSharing を利用することによって、継続的に作業することが可能となりました。
基本情報
【事例概要】 ■導入製品:Tekla Structures ■課題 ・新しい建物を増設するために、既存の建物の設計モデルを一から再作成する ・複雑な部材の製作 ・小さい金属の板で覆われたガラスファサードのような構造物を組み立てる ■結果 ・困難の中でも、Tekla ModelSharingを利用することによって、継続的に作業することが可能となった ・複雑な部材の製作は、Teklaの製作向けに開発された機能のおかげで無事に成功 ・DWG-3D形式でTeklaモデルをエクスポートし、 TTVオペレーターがレイアウトステーションを使用して、ファサードを調整できるようにした
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トリンブルは、「業界に変革を起こす」をミッションに掲げる米国発のテクノロジー企業です。1978年の創業以来、150か国以上で測量・建設・農業・輸送など多岐にわたる業界においてソリューションを提供しております。 日本市場では、構造向けBIMソフトウェア「Tekla Structures(テクラ・ストラクチャーズ)」を通じて、建設業界のDBO(設計・建設・運営)ライフサイクルの更なる向上を目指し、お客様の収益性の高いプロジェクトの実現をサポートします。東京スカイツリーやあべのハルカスをはじめ、複雑かつ大規模なプロジェクトを成功に導き、建設業界の生産性を根本から革新します。 日本国内には専任の開発体制を構築し、単なるローカライズにとどまらず、日本特有の課題に応えるソリューションを提供。日本語によるサポートや導入支援に加え、オンライン講座や実践的なトレーニングも充実しています。