YKK AP、省エネ最高評価を10年連続で取得 スマート工場化などで実現

株式会社ケネスエネルギー開発
YKK AP(東京都千代田区)は6月16日、資源エネルギー庁の「事業者クラス分け評価制度」で、最高ランクのSクラスを10年連続で取得したと発表しました。この制度は、省エネの取り組み状況をS・A・B・Cに分類して評価するものです。 YKK APは2024年度、エネルギー消費効率の改善目標「年1.0%低減」を大きく上回る2.1%の削減を達成。これを支えたのは、工場のスマートファクトリー化やエネルギーマネジメントシステムの導入、照明のLED化、屋根断熱の強化、そして太陽光発電の積極導入です。再エネ発電容量は2025年3月時点で16.2MWに達しました。 さらに新社屋「YKK AP30ビル」では、自然エネルギーを活用したパッシブデザインを採用し、ZEB(ゼロエネルギービル)も実現。情報開示を進め、省エネの取り組みを広く発信しています。 YKK APは今後も、省エネと再エネ活用で持続可能な社会づくりに貢献していく方針です。
