ニュース一覧
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次世代の太陽電池が空港の屋根に登場
福岡空港の国際線ターミナルビルに、最新の「カルコパイライト太陽電池」が設置されました。この太陽電池は、1平方メートルあたりわずか0.8kgという超軽量・薄型が特長。ビルや施設の屋根に負担をかけず設置できるため、今後の太陽光発電の可能性を大きく広げる技術として注目されています。 設置と実証実験を行うのは、九電みらいエナジー。太陽電池の提供はPXP社、施工は九電工、取り付け支援は日揮が担当し、2025年12月から2026年2月まで発電性能や施工性を検証します。 特に空港のような場所では、屋根の形状や反射光の影響も重要な検証ポイント。今回はそれらも含めた実用性の確認が行われる予定です。 福岡空港では、実験の様子を紹介する展示も計画中。 軽くて高性能な太陽電池が、未来の建物の「当たり前」になる日も近いかもしれません
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ハンファジャパン、宮崎県日向市の新体育館に「太陽光発電」をプレゼント!
韓国の大手企業「ハンファジャパン」(東京都港区)が、宮崎県日向市の新しい総合体育館に 太陽光発電の設備を寄贈することを発表しました。 〇新しい体育館に「環境にやさしい電力」を日向市の総合体育館は、建設から約50年が経ち、老朽化や耐震性の問題がありました。市では防災拠点としても使える新しい体育館の建設を進めていますが、財政や人口減少などの課題も抱えていました。 そこでハンファジャパンは、地域のために太陽光発電モジュール32枚(合計13.12kW)、パワーコンディショナー2台、ハイブリッド蓄電システム1台をプレゼントすることを決定。これにより、体育館では年間約15,943kWh(一般家庭約4~5軒分)の電力をつくれる見込みです。 〇災害時にも役立つ!「非常用電源」として活躍 寄贈された太陽光発電と蓄電池は、普段は体育館の電力として使われますが、災害が起きたときは 非常用電源として避難所の明かりや設備を動かすために活用されます。また、緊急支援物資の保管場所や長期避難所としても使われる予定で、地域にとっての「最後の砦」になります。 新体育館は2026年度中に完成予定です。